高専生ホサカの日記帳

Twitter:@hosaka222

未来戦隊タイムレンジャー Case File17「ねじれた正拳」視聴時感想のお話。

※超久々投稿です。

ホサカです。

 

存在すら忘れかけていた本ブログです。


超久々でなんですが、久々に心動かされたエピソードがあったので共有。


見るアニメ・特撮・ドラマ(ゆるキャン△)のリストを無料視聴期間を越えないように毎日ルーチーンで視聴しているのですが、
タイトル通りタイムレンジャー17話を見ていた時です。

https://www.nicovideo.jp/watch/1582887063


タイムレンジャーについての解説は割愛しますが、
この17話、学校内のいじめが大きく関わるエピソード。

 

~~~~あらすじ~~~~
竜也の空手教室に入門してきた少年・誠。
だが、その動機は金を脅し取る学校の不良グループへの復讐だった。
そんなことは知らない竜也は、練習熱心な誠にマンツーマンで空手を教え込んでしまう。
やがて誠の様子がおかしいことに気付いた竜也が誠の通う中学を訪ねると、誠は不良グループに脅されていた。


怪我を負わされた誠は「大人は何もしてくれない。自分のことは自分で何とかするしかない。もっと強くなって借りを返したい。」
それに対し竜也は「俺はそんなことのために空手を教えたんじゃない。空手を喧嘩の道具に使うならこれ以上教えることはできない」と一蹴。
この後、誠は不良グループのトップと殴り合いで勝つことに成功。
転じて、その力を認められ、自身が不良グループのトップに返り咲くことになる。

 

そして今度は彼が主体となっていじめ加担側に立ち、「強い者が正義」と竜也に訴えるが「それは違う」と竜也は反論。


「本当に力が正義と信じるならその力で俺を倒してみろ」

殴られても一切抵抗しようとしない竜也。

 

「花のように弱い者を助ける強い心、それが本当の正義なんだ」
竜也の熱い説得に誠は折れる。
~~~~~~~~~~~~

 

 

そんなエピソードなのですが、心動かされたのは視聴者のエンディング中に語られた以下のコメント。

 

コメ番983~1088
再生時間22:32~23:38

~~~~~~~~~~以下コメント内容~~~~~~~~~~
もしも悪質なイジメにあった、イジメを見た場合は一人で解決しない事が重要である。
イジメは人を弱くし、孤立させてしまう。だが決してイジメの被害者が弱いわけでも悪いわけでもない。
本当に辛い時、困った時こそ誰かに相談しよう。


余談だが、イジメの事件が起こると必ず担任が原因のように思われるが、そもそも教員の必修内容にイジメへの対処などはなく、個人では対処は厳しい場合も多い。
だから教師そのものが全て悪だとは思わないであげてほしい。
すべての教員に金八先生の活躍を期待するのは、ただの消防士にマトイ兄の如き活躍を期待するような無茶です。

 
今回はいじめをテーマにした話でもあった。
いじめは主に力や立場を利用して相手を肉体的、精神的に苦しめる行為全般のことである。
主な内容としては暴力や恐喝、他にも悪口、嘘を広める、物を隠したり壊す、仲間外れ、犯罪の強要など様々である。


本来子供を正す筈の教師が同僚に激辛カレーを無理やり食べさせるなどの教師の間でのいじめがあった事も記憶に新しい。
悲しいことにいじめはどの時代、どんな場所でも様々な形を変えて行われており、年々悪質化している様に見える。

やってる側はただのおふざけや冗談だと思ってるだろうが言ってみれば暴力を振るえば暴行罪、物を壊せば器物損壊と犯罪なのである。
何よりされた側は心に一生消えない傷を付けられてしまい、引きこもりやトラウマなど生きていくのに大きなハンデを背負う事になる。


昔のドラマや特撮なんかでよく見られたがいじめられっ子に「もっと強くならないと」と励ますシーンがある。一見正論に見えるがここで更に追い討ちをかけるのは第三者の反応である。
よく言われるのが相談すると「やりかえせ」というアドバイスである。「弱いお前が悪い」と言ってるような物でアドバイスになってない。例え立ち向かっても多勢に無勢で更に大怪我をする事も多い。更にはちょっと怪我させただけなのにそれを周りに大げさに言いふらし、被害者の立場を悪くさせるタチの悪い加害者もいる。

 
次に言われるのは「被害者にも問題がある」だがこれは大きな間違いである。そもそもいじめのきっかけに理由なんてない。ただ加害者が虐めたい理由を適当にでっち上げているだけなのである。直せるものは直せばいいがそれはただの嫉妬や言いがかりでしかないのである。そんな理不尽な理由で被害者はいじめられ、苦しんでるのである。


被害者の容姿や経歴、家族など治し用のない理由ならどうすればいいのか。「頭がいいから」「なんかムカつくから」なんて理由にもなればこれらの理由で相談しても相手にされず、被害者は益々苦しむ事になる。特に学校のいじめは学校全体で解決しなければならないのに自らの保身のためいじめがあった事実を隠蔽しようとしてる学校も数多い。誠の「大人なんて信用できない」という言葉も肯ける。
たとえ解決に乗り出しても加害者にちょっと注意することくらいである。これで終わればいいが更にいじめがひどくなる事も多い。


先程の教師のいじめもカレーを給食で出さないという訳の分からない対策をして、全国のカレー屋さんから「カレーに罪はない」運動が起こった。
このように外では様々な人に拒絶され、家でも「心配をかけたくない」と家族に話せないのが殆どで被害者はどんどん追い詰められていき、そして最終的には自殺や過剰な報復という最悪の事態になる事も少なくない。これによって初めていじめが発覚する事もある。


私は断言する。いじめは卑怯でずるくてカッコ悪くて人間としてやってはいけない世界で一番最低な行為だ。
そしてこの今動画を見てて学校や職場でいじめを受けてる人達、貴方達は決して悪くない。悪いのは貴方達をいじめる人達なのだ。

 

どんな理由があっても人を泣かせたり傷つけたり苦しめる権利は誰にもない。そんな事はあってはならないのだ!

「勝手なことを言うな!」「お前に俺の気持ちの何がわかる!」と言われるかもしれないが私自身、過去にいじめを受けた事がある。


これは一部だが中学で「面白い事やれ」と言われ拒否したらボコボコにされて、更に太腿は何度も蹴られ腫れ上がり、病院へ行った事があった。
高校時代は運動が出来ず眼鏡だったので「のび太」と馬鹿にされたり球技大会で「お前のせいで負けた」と言いがかりを付けられたり、後輩の癖に生意気(と言ってもそいつは留年してるので先輩もクソもないが)と二人掛かりで殴られたこともあった。これは最近知った話だが母はそれを見かねて定時制の学校を勧めようとしていたらしい。心配かけてごめんよ母ちゃん・・・。

 

それでも私は学校に通った。元から真面目と言うのもあったが「今行かなきゃ本当に負けだ」とも思ったからである。しかしこれはお勧めできない。もし辛かったり苦しかったらそこから逃げたっていい。そして信頼できる人たちに助けを求めるのである。

 

困っていたら誰かに助けを求めるのは当然の権利だ。他のコメにもあったが一人で解決しようと思ってはいけない。
「逃げるなんてカッコ悪いよ」「まるで自分が弱虫みたいだ」と思うかもしれないがヒーローだってピンチになれば撤退するのと同じなのである。


もし周りにそう言う人がいなければいじめ相談所や警察などに相談してみるのもいい。きっと力になってくれる筈である。
スマホ越しの私にはこのくらいしか出来ないが少しでも苦しんでる人の助けになれば幸いである。
今動画を見てる被害者の明日を少しでも変えられるよう心から願っている。


以上、私を虐めてたやつはその後不登校になったり学校を退学になったりして「天罰だな」と思った橙コメでした。
一応言っとくが私は何もしていない。まぁいじめをするとその行いは不幸として自分に帰ってくると言う事である。

~~~~~~~~~~以上コメント~~~~~~~~~~

 

こんなにも力のこもった、実体験に基づいた対応法などを提案してくれ、思わずこの素晴らしいコメントを無断転載してしまったわけであります。

 

戒めを込めて、教育に携わる人間として、備忘録もかねて。

 

明日6時半起きなのでこの辺で。